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偽りの日常【04】

私達が家に着いたのは、冬の暗がりが訪れようとしている夕方頃でした。
出かける前と何も変わらない家の中の様子が、私にとっては空々しいものにすら思えました。

今、リビングの中で向き合う由香里の体には、あの男の精が染み込んでいる…
夫婦が日常を暮らす家の中に、岩崎の証が妻のへの痕跡となって入り込んでいる…

私は嫉妬と恍惚が混じり合う背徳に苛まれながら、理想を叶えてくれた妻を引き寄せ、その体を強く抱き締めたのです。由香里を愛した他人の証を貪るかのように彼女の首筋に顔を埋め、鼻腔を漂う甘い香りに酔いしれながら唇を這わせました。

妻は夫の揺れ動く心を察していたのか、私を拒むことなく体から力を消し去ります。顔を合わせないように目を伏せることだけが、彼女の僅かな抵抗だったのです。

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暗がりの中で見つめ続けた光景が、虐げられた情愛の中で蘇ります。

この肌を岩崎が愛したんだね…
この温もりに包まれながら、あの男が果てたんだね…

湧き立つ熱い想いが胸を締め付け、下腹部の茎は急き立てられるように脈を早めます。
私は、絡み合う愛しみの中で由香里の着衣の下へ手を入れ、一夜妻となった肌に残る面影を求めたのです。

昨日の夜、岩崎に体の全てを委ねながら、傍で見つめる夫の私に何を想ったんだろう…
他人の白濁液が注がれた妻を抱き締め、身を裂かれそうな嫉妬と悦楽の中で果てた夫に何を感じたんだろう…

私は、それらの想いが細切れとなった言葉を由香里の耳元で繰り返しながら、心の奥では妻に隠された淫らな性を責めていたのかも知れません。

妻の眩い肌を唇で愛し、濡れた舌でその輪郭をなぞりました。張りのある艶やかな乳房に頬を重ね、鼓動の昂ぶりを確かめながら、昨夜の情事を脳裏で蘇らせたのです。

私達は縺れ合うようにソファーの上に倒れ込みました。

私はベルトを外すと、由香里の顔の前で下腹部を露わにしました。茎は狂おしく反り返り、欲望の行き場を求めて透明な粘液を滴らせています。

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由香里… 目を逸らさずに見るんだ…
あの時、岩崎の白い精にまみれた由香里の膣奥を、この茎で愛したんだ…
どうか思い出して欲しい…
昨夜の私がどれだけ由香里を愛おしく思っていたか…

私は譫言のように妻に語りかけながら、彼女の顔の前で張り詰めた茎を握り締め、その手を激しく動かしたのです。

由香里は消え入るような声で許しを請います。夫に対する罪への償いをするかのように突き立つ茎に手を添え、指先を動かします。

私が由香里を貫けば、岩崎が残した交わりの跡が消えてしまう…
少しでも長く、他人に愛されたままの由香里を見つめていたい…

それは私の心に隠した密かな願いでした。肉茎を這う妻の手を払い、もうすぐ訪れる悦楽の極みへと自分自身を導いたのです。

体の中に精を注ぐ岩崎の脈動を思い出して…
子宮で感じた熱い迸りを、夫である私の吐精に重ね合わせながら見つめて…

力を込めて妻を抱き寄せ、彼女の目を濡れ光る亀頭に向けさせました。
閃光のような悦楽が体を突き抜けた瞬間、狂おしい程に膨れ上がった先端から純白の精が吐き出されたのです。

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幾筋もの連なりが由香里の胸を汚します。仰け反らした下腹部から最後の飛沫が散るまで、彼女は目を逸らすことなく見つめ続けてくれました。

妻にしてみれば、他人に愛された体を夫に犯された方が幸せだったのでしょうか。私は彼女に対して、他人の精を体に残したまま生活することを求めたのです。

もう暫くは今のままでいて欲しい…
他人との夜を日々の由香里に重ね合わせながら、見つめ続けたいんだ…

それは、他人の精が彩る由香里の美しさへの復讐でした。
夫の残酷な慈しみに彼女が気付くのは、もう暫く時が経ってからのことです。偽りの日常を過ごしながら、妻は幾度も私の中で凌辱され続けるのでした。

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偽りの日常【05】

私達は、あの日の出来事を互いの心に秘めたまま数日を過ごしました。
二人とも、様々に巡る葛藤の想いを言葉にするすべを知らなかったのが理由のひとつです。
しかし一番の理由は、二度目の寝取られだからこそ、互いに変わらぬ夫婦の日常を確かめたかったからかも知れません。

あえて私から岩崎への連絡は避けていましたが、由香里には数回のメールが届いていたようです。

妻はそのことを私に打ち明けましたが、メールの内容について問いただすことはしませんでした。初めて岩崎に由香里を託した日から、彼女を信じる証として二人の間の連絡を許していたのです。

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本当は、由香里に対する自分自身の心が揺れることに不安を感じていたのかも知れません。
そして、私のその姿が妻を苦しめ、やがては不信へと変わることを恐れていたのです。

それは、「見えない寝取られ」が続くような毎日でした。私は変わらぬ日常を装ったまま、由香里の姿に淫らな光景を重ね合わせ、日々の生活の中で彼女を凌辱していたのです。

台所で食事の準備をする姿…
私のシャツにアイロンをかける姿…

妻として家事を果たす由香里の姿と、岩崎の精を受け入れたあの夜の淫らな光景が絡み合い、狂おしい嫉妬が妻への想いを掻き毟ります。
繰り返し蘇る「見えない寝取られ」は、胸の内側をえぐりながら、罪深い昂りに包まれた高揚を煽るかのようでした。

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一ヶ月前、妄想の中で求め続けた「理想の妻」が現実となってから、「新たな由香里」との生活が始まりました。
目の前で愛する妻を岩崎に寝取られた私は、理性の情愛で満たされる至福とは真逆の恍惚があることを知ってしまったのです。

今回の二度目は、そんな私が辿り着く必然の出来事でした。
私の中で、別れ際に岩崎が口にした言葉が蘇ります。

「由香里さんは、一度目は私を知らずに抱かれた… だけど二度目は知った上で抱かれた。この違いが分かりますか?」

私はその自信に満ちた岩崎の姿に、焦りに似た苛立ちを感じていました。

夫の理不尽な願望を満たすため、出会ったばかりの岩崎と結ばれた由香里…
彼が与えてくれた魔性の恍惚に引き寄せられるように、再び一夜を共に過ごした由香里…

岩崎の問いかけは、願望を叶えた代償を私一人で負う覚悟を求めたものでした。
償いの大きさに対する恐れを心の奥に押し込みながら、彼によって清楚な妻の封印を解かれ、貞淑と淫らが一つに交錯する理想の由香里を恍惚の眼差しで追い続けたのです。

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偽りの日常【06】

週半ばの夜、岩崎の面影から由香里を取り戻すかのように、私は激しく妻を愛しました。様々な想いのたぎる熱い茎で彼女の秘奥を貫き、愛液にまみれた温もりを貪ったのです。

他人の痕跡が消え去った筈の由香里…
夫である私の「葛藤」を受け入れ、艶かしい粘液で包み込んでくれる愛おしい妻…

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私は身悶える由香里だけを見つめ、岩崎の姿が脳裏に浮かぶことを拒みました。

今のひと時は私達夫婦だけの夜…
誰にも邪魔されたくない…

浅はかな私を嘲るように、もう一人の私自身が自虐の囁きを繰り返します。

由香里は暗がりの中であの男に抱かれ、互いに結ばれながら身悶えた淫らな妻…
声を押し殺し、生身の射精を注がれる眩い悦楽に体を捩らせた妻…

残酷なまでに艶かしく美しい理想を見つめたまま、禁忌の自慰が与えてくれる恍惚に酔いしれたあの夜の記憶が蘇ります。私は背徳への誘惑に誘われるように声を上擦らせ、妻を凌辱する言葉を口にしたのです。

岩崎だと思って…
今、体の中に入っているのが岩崎だと思って…

体の中心を突き抜ける恍惚に震えながら、あの男が果てたのと同じ蜜壺の中で私自身の精を放ちました。
締め付けるように縮動する膣壁に嫉妬し、耳元に届く由香里の喘ぎに心を掻き毟られながら、溢れ出る白濁の液で妻を犯したのです。

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駆け巡る光彩の中で最後の脈動が尽きたのち、私はゆっくりと由香里の傍に崩れ落ちました。それはまるで、極みの頂上から暗がりの底へ、至福の抜け殻となって沈んでいくようでした。
全てが遠くにあるような幻覚に包まれ、私は深い眠りの奥へと落ちていったのです。

螺旋となって絡み合う幻覚が、幾つもの短い夢となって私の中を漂います。
息苦しい暗闇の地平線をさまよう眠りから意識が覚めたのは、数時間の時が経た後でした。

仰向けに横たわった私と由香里の体の上には布団がかけられています。欲望を一方的に満たしたまま眠りに落ちた自分の身勝手さを悔いながら、傍らで眠る妻の横顔を見つめました。

私は変わらぬ現実が何事もなく続いていることに安心しながら、再び睡魔が訪れるのを待ったのです。

ふと、私の腕に触れる由香里の体温が、いつになく高いことに気付きました。まるで風邪でもひいたような、体の奥から火照る熱さです。

私は眠ったままを装い、静かに息を潜めて由香里の様子をうかがいました。
彼女の手が自分自身の下腹部へと伸び、ゆっくりとした動きを続けていたのです。暗がりの中でありながら、枕を並べた隣にいる私には、その指先の這いずりが微かに伝わってきます。
妻は時折、両脚を真っ直ぐに伸ばし、体を少しずつ弓なりに反らすと、小刻みな痙攣に体を震わせました。

それは、あまりにも艶かしい妻の自慰でした。熱い吐息が、その音を押し殺しながらも、堪え切れずにゆっくりと漏れ聞こえます。

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由香里… どうして…… 私が側にいるのに……

私は恥辱に満ちた現実を認めることが出来ませんでした。妻が自慰をするなどとは思ってもいなかったのです。

きっと何かの間違いだ…
由香里は悪い夢を見ながらうなされているだけだ…

私の浅はかな否定はあまりにも虚しいものでした。
由香里のもう一方の手が乳房に重なり、柔らかな動きを繰り返します。妻の体を包む熱は更に高まり、薄っすらとした汗ばみが肌を漂っていました。

私は真横の由香里へ顔を向けることも出来ず、気配を消し去るように息を止めているしかなかったのです。

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川島 ゆきひと

Author:川島 ゆきひと
夫である私の見ている前で他人と体を重ね合わせ、すべてを受け入れる妻の姿…
夫である私にすらまだ見せたことのない露わな妻の姿…

30代になった私たちが寝取られや夫婦交換で体験した様々な出来事、いろんな方との出会いを、このブログに書きたいと思います。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ








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