今から数年ほど前、結婚して夫婦としての生活も軌道にのり、それなりに楽しく幸福を感じる毎日を過ごせるようになった頃のことです。
満ち足りた私の心の僅かな隙間に、妻に対する密かな妄想にも似た願望が芽生えました。
もしかしたら兆しは以前からあったのかも知れません。私自身がそのことを認めたくなかったのです。
それは決して妻には言えない、友人にすら打ち明けることの出来ない想いでした。何故ならそれは、私が空想の中で思い描いた、見ず知らずの他人と交わる淫らな妻の姿だったからです。
もし、私の愛する妻が他の男に抱かれていたら…
もし、私が見ている目の前で、衣服を脱がされた妻の上に他の男が体を重ね、あられもなく腰を動かしながら妻の体の奥深くを味わっていたら…
そして妻がそれを受け入れ、男との性の交わりに悶え、恍惚の悦びをあらわにしたら…
妻がその男を強く抱きしめ、放たれる精の飛沫を体の奥深くで受け止めていたら…
貴方はふと、奥様に対してそんな妄想を抱いたことはありませんか?
あるいは、一瞬でも頭の中をよぎったことはありませんか?
私は結婚して暫くしてから、そんな妻の姿を想い浮かべるようになったのです。その時の私の心臓は鼓動が激しくなり、息苦しさに胸が押し潰されそうな程の嫉妬が込み上げてくるとともに、例えようがない程の性的な昂りを感じるのでした。背徳と不貞にまみれた妻の姿を夢想しながら、その妖しく美しい姿に魅せられていったのです。
妻という「現実」での性の相手がいながら、「妄想で思い描いた淫らな妻」の姿で自慰にふけることもありました。
妻とはもちろん何の問題もなく上手くいってましたし、深く愛しあっていました。まだ結婚して間もない時期だったのにも関わらず、何かのはずみで、さっきのような想いが繰り返し湧き上がるのです。
罪悪感から逃れようとしてか、潜在的な性的欲望の一つに過ぎないんだ、妄想するだけなら妻を裏切っているわけじゃないんだと自分に言い聞かせ、深く思い悩まないようにしてはいました。
ですが… いくら「他人と交わる淫らな妻の姿」への妄想に封をしても、湧き上がる欲情を消し去ることは出来ないのです。
妻である由香里を裏切るような妄想の虜になるのに時間はかかりませんでした。脳裏に浮かぶ妻の淫らな姿に向けて、幾度も私自身の精を他人のものとして放ったのです。
ああ… 由香里… 夫である私がいながら見ず知らずの男と…
その男の茎から迸る精がそんなに愛おしいのか…
私は理不尽な妄想の中で描く妻を責め、狂おしい嫉妬に身を捩じらせながら、淫らで妖しい彼女の虜になったように幾度も自慰にふけったのです。
このブログでは私があるきっかけで、夫婦交換や寝取られという「もう一つの夫と妻の関係」を知ったこと、妻である由香里との様々な感情の交錯や出来事、夫として秘め続けた願望、いろんな方との出会いを「告白」というかたちで書きたいと思います。
出来るだけ、その時の想いや気持ち、それに至るまでの経緯や背景、そして妻と他人との交わりの情景を克明に、言葉を選びながら書き綴ります。
このブログを読んで下さる方が、少しでも私達夫婦の行為と想いを読みとって下さいますように…
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