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交わりの証【04】

由香里が岩崎をホテルの駐車場まで見送った後、部屋に帰ってきたのは30分ほど経ってからでした。
単に彼を見送っただけなら、それだけの時を要する筈はありません。二人きりの時間に何があったかは、あえて問い詰めたりはしませんでした。

妻は、ベットに横になる私の傍らに座ると、何かを言いかけようとしたまま口を閉じました。それでも何かを伝えようと言葉を探している表情です。

「由香里… わがままな願いを受け入れてくれてありがとう…」

妻に対する想いと、全ての責任を私が負うことを彼女に伝えるには、それ以外の言葉は無かったのです。
妻は黙って頷きました。

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「これからも、岩崎との関係は続よう… もちろん、由香里の気持ち次第だけど」

私はそう言うと、妻の腰に手をまわして抱き寄せました。
一夜の間、他人と共に過ごし、相手が望むままに抱かれた妻の体が、今まで以上に愛おしく思えたのです。

「ねえ… あの後、独りになってから辛くなかった?…」

妻の問いかけが、私の中の躊躇い… 夜の間中、暗い部屋の中で彼女を忍んだ想いを告白する引き金になりました。

「あの後、隣の部屋で、ずっと由香里を想っていたんだ… 岩崎と二人だけで、どんなセックスしてるかなって…」

高まる情感に堪えきれず、私は衣服の間から熱く充血した強張りを妻の前に晒したのです。
こみ上げる妻への慈しみは、その先端から零れる滴となって濡れ光ります。

「由香里… 由香里のことを想うと我慢出来なくて… ずっとこうしてたんだ…」

私はそう言うと、反り返る茎を妻の目の前で握りしめ、激しく上下に動かしたのです。

「今までで一番綺麗だったよ… 岩崎とセックスしてる由香里の姿…」

彼女はやっと口元に笑みを浮かべました。

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「あなたのオナニー… あの時に見たのが初めてだよね…」

昨日、妻と岩崎のセックスを見つめながら、自慰の行為にふけった想いが蘇ります。

「驚いた?… 由香里が他人と重なり合っているのに、夫がそれを見ながらオナニーするなんて…」
「ううん… 嬉しかったよ… 凄く… あなたも一緒に感じてくれたことで、罪悪感が少し薄れた気がした…」

妻はそう言うと、微かな笑みを浮かべました。そして私の下腹部に手を伸ばすと、熱く硬直した肉茎に指先を添えてくれたのです。
私は目を閉じて、傍らにいる妻の柔らかな息遣いの全てを感じとろうとしていました。

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交わりの証【05】

「由香里… 岩崎とのセックスのこと… 教えて欲しいんだ…」

私は喉が上擦った声で妻に問いかけました。
妻は躊躇いながらも、小さく頷いたのです。

「うん… 感じたよ… とても凄く… 」

目を閉じながら、妻から返ってきた言葉を私の中で何度も繰り返しました。
他の男との交わりによって、由香里が満ち足りた時を過ごしたことを確かめることが出来ただけでも、私には充分だったのです。

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「由香里… 今まで以上に好きになるから… もっともっと愛するから…」

私は、肉茎を這う妻の指先を手で制しました。

「由香里は疲れてるんだろ… 横にいてくれるだけでいいから…」

私は妻にそう言うと、茎を握る自身の手を早めたのです。私が欲しかったのは、妻との交わりや愛戯ではなく、他人と一夜を過ごした彼女が傍らに寄り添ってくれることだったのです。

極みへと達する扉は、既に開きかけていました。先端の割れ目から流れ続ける淡い先走りが、糸を引きながら指を濡らします。

「由香里… 見て… もっと近くでよく見て… 」

私は掠れる息でその言葉を口にすると、快楽に震える体を仰け反らしました。それと同時に、握った茎が痙攣するように大きく脈を打ったのです。

固く閉じた目蓋の裏側が眩しさに染まった瞬間、熱い飛沫が下腹部に散りました。
昨日から数回の射精を経ても尚、私自身の男性の証は尽き果ててはいなかったのです。

それはあらゆる面で私とは比べるまでも無い、岩崎という男の逞しさに対する劣等感の裏返しだったのかも知れません。

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由香里を想いながらだったら何度でも放てる…
男としての雄々しさは岩崎に及ばなくても、夫として彼女を愛おしむ気持ちは誰にも負けない…

迸りが収まるまで、妻は私の姿を見つめ続けました。
彼女は、他人と交わる妻に身を焼くような想いを募らせ、その姿に支配されゆく夫を受け入れてくれたのです。

また、それと同時に、他人と妻との性の関係を禁じる封印が解き放された夫婦の姿でもあったのです。

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川島 ゆきひと

Author:川島 ゆきひと
夫である私の見ている前で他人と体を重ね合わせ、すべてを受け入れる妻の姿…
夫である私にすらまだ見せたことのない露わな妻の姿…

30代になった私たちが寝取られや夫婦交換で体験した様々な出来事、いろんな方との出会いを、このブログに書きたいと思います。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ








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