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他人に妻を託して【04】

岩崎と逢う日が近づくにつれ、由香里が彼と交わすメールの回数が次第に増えた気がします。もちろん、私にメールの内容を見せることは妻との約束です。

由香里は以前から岩崎と交わした連絡の内容を私に教えていましたが、二人だけで逢うことになってから、私は彼女にメールを直接見せるように求めました。
妻は最初、それを素直に受け入れましたが、次第に苦痛を感じるようになったのです。
私の妻でありながら、他人と逢う約束をメールで交わすことへの罪悪感からでしょうか。

夫である私の前で岩崎と肌を重ね、淫らな性の交わりをしておきながら…
迸る岩崎の精を体の中に受け入れ、恍惚の悦楽に身を震わせた妻でありながら…

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一瞬、私の中にいる冷酷なもう一人の自分が由香里を辱め、責め立てます。

「ねえ… お願い… 貴方が岩崎さんと日程を決めて」

由香里は、メールの内容を見せる苦痛を味わうくらいなら、私が岩崎と連絡を取って欲しいと訴えたのです。

交わした文面を私に読まれる度に、書いた意図とは違う様々な疑いを抱かれるのでは…
私の気に触る表現や言葉遣いが、大きな誤解のきっかけになるのでは…

由香里が岩崎に送るメールには、絵文字や顔文字は含まれていませんでした。私に見せることを前提として、夫に邪推されないように、淡々と用件だけを伝える無感情なメールだったのです。

「うん、わかった… 私にメールは見せなくて構わないよ。ありのままの由香里の言葉で岩崎と約束を交わしていいから」

それは決して虚勢でも強がりでもありませんでした。私の求めを無理強いし、本来の由香里を捻じ曲げてしまったら、身を切る想いで他人に妻を与える意味が無いのです。

他の男が欲望の全てを妻の体で満たし、彼女の魅力の虜になって欲しい…
そして、彼女の夫である私を羨み、嫉妬して欲しい…

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私からの約束を課すことが、由香里が他人によって理想の妻となりゆく妨げとなってはなりません。その代償としてなら、身を引き裂かれるような辛さに耐えることが出来るはずなのです。

その後、由香里はリビングで私と一緒に過ごしている時などに、途中で寝室に一人で行くことがありました。私に見えない場所で岩崎からのメールを読んだり返信したりしているのでしょうか。

さらに、由香里が携帯の設定を変えて、メールの着信音を消していることにも気付きました。岩崎から連絡が届いたことを、その度毎に私に知られることすら負担なのです。

初めて由香里を他人に託した時から、一切の秘密を作らないことを約束した私達の間に、次第に小さな内緒が積み上げられている気がしました。
そして、少しづつ泡のように湧く焦りとは別に、由香里が不都合な秘密を隠し持つことが、彼女の仕草や表情に今迄とは違う陰の美しさを与えてくれることに気付いたのです。

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一夜妻として他の男と過ごす日への想いを隠そうとする由香里の姿には、清楚な妻から一人の女性へと戻る刹那の美しさが漂うようでした。
秘密を持つことが、彼女の奥深くに隠された淫らな妖しさを彩る媚薬となって、私の昂りを煽るのです。

妻が持つ「陽の美しさ」だけを見つめていた私にとって、今まで閉ざされ続けた陰の美しさは、封印したまま気付いてはならないものかも知れません。

夫に対する妻の些細な裏切りが、やがては取り返しのつかない大きな綻びになるのでは…
後で気付いても埋め合わすことの出来ない後悔への始まりになるのでは…

私は胸をよぎる不安に顔を背け、目に見えない危うさを秘めた美しい由香里に魅了されたのです。

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他人に妻を託して【05】

由香里は土曜日の夕方、私鉄沿線にある駅の近くで岩崎と待ち合わせをすることになりました。

私は、二人の逢う日が決まらないまま過ごす針のような日常からは解放されましたが、これからは数日後に訪れるその日までを葛藤の中で過ごすのです。

私は会社から帰る途中、ターミナル駅のデパートにあるテナントで、由香里のためにケーキを買いました。
妻の喜ぶ顔が見たいだけ… 最初、他には何の理由も意図もありませんでした。
しかし、心のざわめきに苛まれていた私は、何らかの意味をケーキに込めたかったのでしょう。店員に頼んで、妻へのメッセージをケーキを書き入れて貰ったのです。
それは結婚以来、ずっと想い続けた由香里への情愛を短い言葉にしたものでした。

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今の彼女にとって、それは残酷な言葉に思えるのだろうか…
どうか素直にありのままを受け止めて…
想いは決して変わらないことを伝えたいんだ…

家に帰り、リビングのテーブルに置いたケーキを見て、由香里は私に笑みを浮かべてくれました。今まで、互いに昂ぶる想いと躊躇いを顔に出さずに暮らした数日間でしたが、この時だけは縛りから解かれたように和らいだのです。

私は、キッチンで紅茶を入れる準備をしている由香里を背後から抱きしめ、首筋に唇で触れました。柔らかな胸を這いずる手に添えられた由香里の指先が、彼女の夫である幸福に浸らせてくれます。
妻の肌を慈しみながら、微かに漂う甘い香りに酔いしれ、何度もゆっくりと吸い込んだのです。

私の傍で、二度の夜を岩崎と共にした由香里の体…
妻が注がれた熱い精は、今もこの体の記憶に残っているんだ…

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清楚と淫らが交錯する由香里の肌が、辛うじて理性を保つ私の心を、艶めかしい昂りへと掻き立てました。

「ねえ… せっかくのケーキが…」

由香里は私に顔を向け、目線でリビングへと誘います。

テーブルで向き合いながら、入れたての紅茶とケーキで過ごす日常の幸福に対して、私は物足りなさを感じているのでしょうか。
有りふれた生活にある小さな安らぎの積み重ねを、心の中で見失っているのでしょうか。

決してそんな事はないはず…

今、こうして感じる幸せは、私と由香里が夫婦でいる限り、この後もずっと続くはずです。
他人と一夜を過ごす妻の帰りを、身を裂かれる想いで一人待つことが出来るのも、清楚と淫らの両方を併せ持つ由香里が愛おしいからなのです。

由香里… 私が嫉妬で身悶える程に眩い夜を過ごしてきて欲しい…
岩崎と肌を重ねながら、妻の帰りを待つ私を一瞬だけでも想い浮かべて欲しい…

妻に恋い焦がれる夫だからこそ、ありのままの由香里を見つめる幸せが果てなく続くことを何度も心の中で願ったのです。

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他人に妻を託して【06】

愛する由香里を岩崎に託す前夜、私は彼女と一緒に入浴しました。あの男に由香里が初めて逢うことになった時から、私にとっては他人に妻を預けるための秘かな儀式なのです。

私はシャワーをゆっくりと由香里の体に浴びせました。
浴室の灯りで銀色に輝く湯が彼女の肌を伝わって流れ落ちます。眩しい滴に包まれる体を見つめていると、妻と岩崎が一つに交わる淫らな姿が目に浮かびます。
込み上げる狂おしさを押し隠し、明日、他人の舌が味わう愛おしい肌を美しく清めたのです。

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由香里の瞼はゆっくりと閉ざされ、官能の中に入り行く虚ろげな唇からは、次第に早まる息遣いが溢れます。

私に気遣わなくいいんだよ…
岩崎に抱かれる昂りを隠す必要はないんだ…
体が求めるままに身悶えの声を漏らしていいんだから…
これはそのための儀式なんだ…

私は手を由香里の秘部に忍ばせ、愛蜜の纏わる割れ目に柔らかく触れました。
艶めかしく温かな粘液が襞を濡らし、淫らな潤いが指先を包みます。男の茎を求め、張り裂けそうな亀頭に貫かれる光景を想い描いているのでしょう。

無言のまま、私は中指を膣口にあてがうと、ゆっくりとその先端を中に沈めていきました。膣壁が指を締め付け、微かな縮動を繰り返しながら深い奥へと誘います。

あの日、岩崎の精によって満たされた妻の秘奥…
彼が放った白濁の粘液を膣口から垂らし、下腹部を震わせながら恍惚の極みに浸る姿…

由香里の体がこれ程、岩崎に愛されたがっているなんて…
あの逞しさに抱かれ、体の内から込み上げる悦びを求めているんだね…

心の中で妻に語りかけながら、手に取ったボディソープを彼女の体に塗り広げます。泡にまみれて這いずる掌の動きに堪えきれず、由香里の唇は淫らな息遣いを漏らしました。体をクリームのような泡に委ね、妻は淫靡な高まりをゆっくりと昇っているのです。

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私は浴室の床にひざまずくと、由香里の片脚をバスタブの淵にのせました。
ゆっくりと顔を秘部に近づけると、一瞬、妻の体が強張ります。私は唇から突き出した舌で襞の間をなぞりました。生暖かな粘液が舌に纏わり、刹那の味わいが口の中に広がります。

岩崎を想い、彼の硬直した茎を迎え入れるための罪深い愛液を、私は舌先に絡め、舐め取ったのです。
由香里は途切れ途切れの喘ぎを漏らしながら、体を弓なりに反らしました。

もっと私の舌で愛して欲しいのか…
それとも岩崎の茎を思い浮かべ、身を焦がしているのか…

私は幾度も心の中で妻に語りかけます。
突き出した舌先は陰核の周りを這いずり、愛液の滴りを促します。それはむしろ妻への慈しみというよりも、身勝手で理不尽な責めだったのかも知れません。

由香里は両手を私の頭の後ろにまわし、震える秘部を口元に差し出します。息と悶えが絡み合い、掠れた啜り泣きとなって浴室の中に広がりました。

私は、明日にも岩崎の茎に貫かれる膣口に舌先を押し込み、愛欲にまみれた被虐の味を何度も求めました。
反り立つ彼の強張りが、艶めかしく潤う膣襞を弄ぶ光景を想い浮かべながら、嫉妬と至福の交錯する情愛を舌の動きに込めたのです。

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プロフィール

川島 ゆきひと

Author:川島 ゆきひと
夫である私の見ている前で他人と体を重ね合わせ、すべてを受け入れる妻の姿…
夫である私にすらまだ見せたことのない露わな妻の姿…

30代になった私たちが寝取られや夫婦交換で体験した様々な出来事、いろんな方との出会いを、このブログに書きたいと思います。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ








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