2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

妻を想う夜【07】

私は、罪深く孤独な自慰に浸りながら、他人の一夜妻となった由香里の姿を想い続けました。それは伊豆の旅館で岩崎と私達夫婦が三人で過ごした夜、薄暗い部屋の中で目にした光景でした。
妻の膣口から白く太い筋となって垂れ落ちる岩崎の精が、決して消える事のない記憶となって心に刻み込まれているのです。

いつの間にか私は、妻の名をうわ言のように呼び続けていました。身を裂かれる程に狂おしい嫉妬と、何にも代え難い至福の悦びが廻るように縺れ合い、私の心を掻き乱します。

yuki_301_407.jpg

由香里の秘部の温かさがいとおしい…
潤いで満たされた柔らかな秘奥が恋しい…
今頃、岩崎の強張りを恍惚の射精へと誘う艶かしい愛液で包み込んでいる筈なんだ…

私は、妻の膣の代わりにローションに濡れた手を勃起した茎に添え、繰り返し上下に滑らせました。亀頭の割れ目から垂れ続ける先走りのぬめりが指に絡み、更なる快楽の極みへと導きます。
間近に迫る恍惚の頂上への誘惑を断ち、少しでも長く踏み止まろうと手を止めましたが、もう一人の自分が吐精へと駆り立て、濡れ光る指を動かしたのです。

私は極みへと達する間際の中で、妻を寝取られた夫の葛藤と悦びを由香里に知って欲しいと願いました。決して妻の行為を邪魔するためではありません。一夜妻として岩崎と結ばれている彼女への想いを伝えたいだけなのです。

茎から迸る精を由香里に見て欲しい…
その瞬間を撮った写真を由香里に送れば、彼女もきっと背負った罪から許されるはず…
妻を愛しながら果てた夫の証だけが彼女の救いになるんだ…

yuki_301_410.jpg

精の迸りを受けるために掴んでいたティッシュを放し、枕元に置いた携帯を取ろうとしました。しかし、精の放ちを堪え続けた身体は金縛りのように硬直しています。深く息をしながら茎を握った手を離し、開きかかった吐精への扉を力ずくで閉じようとしたのです。

張り詰めた両脚の爪先へと体中の力が集まり、ゆっくりとした痙攣が下腹部を波打ちます。茎が小刻みに震え、まるで閉じようとする扉の隙間から漏れるように、亀頭の割れ目から白い粘液が茎を溢れ落ちました。
それは理性と意思では抑えきれない、煌めく甘美な瞬間に至る最後の兆しでした。私はとっさに手を亀頭に被せ、果てる寸前に漏れ出た白濁液を手に絡めると、反り返った茎に塗り付けたのです。

それはローションでは決して得られない、生温かく濃厚なぬめりでした。溶け入った性の欲望が艶めかしい糸を引き、張り裂けそうな茎と縺れ合います。

あの夜… 岩崎の熱い精を受け入れた由香里の愛おしい秘奥を、狂おしく勃起した自分の茎で貫いた記憶が目の前に蘇ります。他人が妻の体で欲望を満たした証が真綿のように茎に絡み付き、残酷なまでに眩い至福と悦楽を私に与えてくれたのです。

それは私にとって、最愛の妻を他人に捧げたからこそ得られる至高の悦びでした。妻と岩崎が結ばれた証の愛液と精液が溶け合い、夫である私の茎を包みながら、罪にまみれた快楽の極みへと導いたのです。

yuki_301_411.jpg

極みの寸前に漏れた精に濡れ光る茎を握り、あの時に浸った至福の悦びを想い浮かべた瞬間、股間から反り立つ亀頭へ向かって、一本に連なった激しい快楽が突き抜けました。

狂おしい脈を打つ勃起の先から、濃厚な白い飛沫が紐のように幾本も吐き出されました。妻に対する情愛と、罪にまみれた欲望が混じり合った生温かな粘液が、下腹部やシーツの上へと撒き散らされます。
次々と溢れる白濁を塗り付けるように茎を滑る指は、私にとっては他人の精で満たされた由香里の膣奥でもあり、愛おしい口内でもあったのです。それらは私の理性を奪い取り、更なる極みの昂りへと導きました。

由香里への想いが溶け込んだ精で、彼女を理想の妻に塗り染めたい…
一夜妻として男に精を注がれる度に由香里が美しくなるなら、どんな代償を払ってもいい…

yuki_301_413.jpg

迸りの脈を繰り返しながら、私の意識は霞のようにゆっくりと遠のいていきました。眩い光の中を漂うような至福の満たしに体を包まれたまま、口元で妻の名を呼び続けたのです。

最後の迸りが尽きた後、私は肩を震わせながら掠れた息を繰り返しました。さっきまで夢想の中に映し出されていた由香里の姿は、もはや何処にもありません。

出口の無い暗闇に閉じ込められたような孤独な苛みの中で、あとどれだけの時間、一人で妻を待ち続ければいいのでしょう。
私は消えかかる意識の中で、下腹部やシーツに付いた自慰の跡を拭き取りました。
手にしたティッシュの中から、虚しい精の芳香が微かに漂います。

今頃、由香里はこれと同じ岩崎の香りを感じているのだろうか…
妻が妊娠する可能性のある日であることを私から念押しされた岩崎は、避妊の約束を最後まで守ってくれたのだろうか…

妻の膣口から垂れ落ちる他人の精を目に浮かべ、罪深い至福の自慰に浸りっておきながら、今になってそれとは真逆の不安が心に芽生えます。他の男に妻と過ごす二人だけの夜を与えた私が、なぜ今更、身勝手な疑いをよぎらせるのでしょうか…

焦燥が鼓動を駆り立てながらも、虚脱した体からは意識が少しずつ薄れていきます。まるで時が刻みを止め、全ての流れがその場に留まっているようでした。

由香里…
今、何をしているの…
何を感じ、何を想っているの…

私は心の中で同じ問いかけを繰り返しながら、やがて訪れた睡魔が誘う漆黒の谷底へと落ちていったのです。

>> 同じジャンルのブログ集(FC2ランキング)
>> アダルト向けのブログ集(ADブログランキング)

妻を想う夜【08】

私が、夢と現実の境界を漂うような眠りから覚めたのは、あれから1時間程経った後のことでした。自分の体さえ意のままにならない虚脱感も薄れ、覚醒が少しずつ蘇ってきます。

しまった…

咄嗟に私は枕元に置いたままの携帯に目を向けました。メールの着信を知らせる小さなランプが点滅を繰り返しています。私は慌てて手を伸ばして携帯を掴むと、届いたばかりのメールを開いたのです。

それは20分程前に岩崎が送ったものでした。

―  由香里さんは今、浴室でシャワーを浴びています。
―  もう暫くしたら帰りますので、安心して下さい。
―  夜遅いのでタクシーで帰るように勧めました。

344.jpg

私は、メールに書かれた短い文の中に、見落としそうな何かの示唆が込められていないか不安になりました。

由香里は心から満たされた時間を過ごしたのだろうか…
私に知られたくない二人だけの約束を交わしていないだろうか…

―  由香里を大切に扱ってくれたようで安心しました。
―  何も心配しなくていいのですね

緊張で悴んだ指先でキーをなぞり、短い文章をメールで送ったすぐ後、携帯に電話がかかってきました。
岩崎からです。
私は一呼吸置いてから電話に出ました。渇いた喉が麻痺したように固まり、とっさに言葉が出ません。

「岩崎です。途中で川島さんから電話が来るかと思いましたが、結局、私の方が先でしたね。」

一瞬、彼は私の覚悟を試していたのかと思いましたが、その意図はないことが分かりました。

「私には、妻を寝取られている最中に電話をする勇気なんてありませんよ… もし、それで由香里の心が掻き乱されてしまったら…」

「由香里さんは、そんな川島さんの気持ちを分かっている筈です。ちょうど5分前に帰りましたから、あと30分程で着くと思いますよ」

「分かりました。それで… あの…」

「避妊のことでしたら大丈夫です。約束は守りましたので」

その答に、私の中で燻り続けていた恐れが少しだけ和らぎました。あれだけ自慰の中で由香里が中出しされる場面を夢想しておきながら、それとは真逆になった現実に安堵する愚かしさを、自分自身で嘲るような思いです。

yuki_301_265_201806030059536c8.jpg

「もちろん、川島さんとのもう一つの約束も果たしましから」

私は岩崎が言った「もう一つの約束」の意味をすぐに理解しました。数日前、彼にその約束事を頼んだ時、私には念を押すことなど出来ませんでした。それは私が覚悟を決めてやっと一度だけ口にした、恥辱に満ちた卑屈な願いだったからです。
私は岩崎に対して、二人の愛液と精液にまみれた避妊具を妻に持ち帰らせるよう頼んでいたのでした。艶めかしい粘液が滴る交わりの証を手に入れたかったのです。

愛する妻と他人が結ばれた証…
その場面を突き付ける証で、淫らな妻の姿を想いたい…

妻を寝取った男からすれば、思うままに人の妻を味わっただけでなく、その夫までが自分の支配を受け入れた言葉に聞こえたことでしょう。隠し続けてきた私の願望を煽り、平穏な生活を営んでいた夫婦の日常を大きく変えた男にとっては、至極の瞬間に思えた筈です。

しかし、私は心のどこかで岩崎を頼り、全てを依存しているのかも知れません。彼に願いを告白すれば、私のような男が抱く願望を手に取るよう分かった上で、それが叶えられる道筋を示してくれると信じているのです。

由香里は、岩崎にそのような願いを打ち明けた私をどう思うのだろう…
私が妻を辱めるために企んだ仕打ちだと誤解しないだろうか…
倒錯した私の欲望を満たす証は、妻にとっては自分自身を蔑む拷問具なのでは…

私には、由香里を苦しめるつもりなど全くありません。しかし、結果として彼女の心が苛まれるのなら、私はなんて残酷で罪深い夫なのでしょう。

「川島さんが証に執着するのは、私と深く結ばれた由香里さんを受け入れ、その姿を少しでも鮮明に想い描くためなんです。奥様も分かってくれるはずですよ」

「由香里にそのように言ってくれたんですね…」

「私が言っては何の意味もありませんよ。川島さんが自分で言うべきことです」

突き放すような岩崎の言葉に、私は何も言い返せませんでした。むしろ妻を寝取った男に依存する自分の不甲斐なさを恥ずべきなのですから。

yuki_301_421.jpg

「その代わり、由香里さんとの時間をくれた川島さんにお返しがあります。きっと満足してくれると思いますよ」

「え?… 何ですか」

「由香里さんに、今まで以上に相手の男性を悦ばせるための舌使いを覚えて頂いたんです。是非、川島さんも味わってください」

彼は、私に更なる追い討ちをかけようとしているのでしょうか。
それとも、言葉で弄んでいるのでしょうか。

「きっと、川島さんにとっての理想の奥様に更に近づいたと思いますよ。私が奥様に教えた舌使いだということを、何度も自分に言い聞かせながら味わってみてはどうですか。川島さんなら、私の「贈りもの」に込められた意味がすぐに分かる筈です」

それは私とって、妻が他の男と交わったもう一つの残酷な証なのかも知れません。由香里の口淫を茎に受け、身を悶えさせながら、それを彼女に覚えさせた男への葛藤と屈辱に打ちひしがれるのです。

「今夜は由香里さんの舌を心ゆくまで堪能しました。奥様は口の中に注がれた私の全てを受け入れてくれたんです。川島さんも、その同じ舌で欲望を遂げてください」

込み上げる突然の焦りが汗となって背中に浮き立ちます。喉の奥が締め付けられ、呼吸が小刻みに震え出しました。

これからずっと、私は茎を這う由香里の舌や唇での癒しを受ける度に、他の男が妻に植え付けた呪縛に苛まれるのでしょうか。
妻が他の男によって授けられた口淫に悶えながら、背徳にまみれた舌先に身を焦がすのでしょうか。

yuki_301_426.jpg

岩崎の言いつけに従って、彼の反り返った肉茎をなぞる由香里の舌が目に浮かびます。
あの男の亀頭の周りに彫り刻まれた抉れを慈しみ、その先の割れ目から垂れる透明な雫に唇を濡らし、懸命に教えに応えようとする妻の姿が、携帯を握ったまま言葉を失う私の胸を掻き毟ったのです。

由香里は私を悦ばせようと岩崎の教えを受け入れたのでしょうか…
それとも、岩崎の至福に満ちた迸りを欲しいがために従ったのでしょうか…

白濁の精にまみれ、滴り落ちる雫に濡れた由香里の艶めかしい口元が、ざわめく心の奥で繰り返されます。荒れた息は喉を締め付け、携帯の向こう側にいる岩崎への言葉を遮りました。

「川島さんも是非どうぞ… 男なら誰でも由香里さんの舌先の虜になる筈ですから」

私は無言のまま、うなだれるように頷きました。見えない筈の私の姿も、岩崎には手に取るように分かるのでしょう。
それどころか、私ですらまだ気付いていない潜在の奥に潜む願望をも、彼は見透かしているのかも知れません。

他の男によって授けられた由香里の舌使い…
他人の教えに従って、狂おしく張り詰めた茎に絡まる舌先の動き…

私を揺さぶる不安と焦燥は、ゆっくりと首をもたげる言いし得ぬ昂ぶりによって掻き混ぜられます。妻を慈しむ夫への背徳は、彼女が自分の罪深い舌で償うしかないのです。
私は岩崎との電話を切り、繰り返す鼓動と息を押し隠しながら、間も無く帰り着く妻を待ったのです。

>> 同じジャンルのブログ集(FC2ランキング)
>> アダルト向けのブログ集(ADブログランキング)


Page

プロフィール

川島 ゆきひと

Author:川島 ゆきひと
夫である私の見ている前で他人と体を重ね合わせ、すべてを受け入れる妻の姿…
夫である私にすらまだ見せたことのない露わな妻の姿…

30代になった私たちが寝取られや夫婦交換で体験した様々な出来事、いろんな方との出会いを、このブログに書きたいと思います。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ








【記事の順序について】
このブログは、古い記事から順に並んでいます。
最新の記事は最後のページにあります。

サブブログの紹介
夫婦交換を通じて、他人の妻と性の交わりを体験した時の様子を、他のブログにも書きました。是非、このブログと併せてお読み下さい。


妻が淫らに染まる時


寝取られた妻の傍らで


一夜妻への想い


妻を愛した少年


目次
章の順に並んでいます。
最新記事
I2I フリーリンク
ブックマーク

体験告白、官能小説

「大人の世界」を綴ったブログ
大人のためのブログ集


体験と願望の告白 掲示板

Access
Visitor
RSSリンクの表示
検索フォーム
妻 由香里について
私の妻、由香里について、下のリンク先で紹介します。

体験と願望の告白 掲示板
あなたの性体験、心の奥に秘めた願望や性癖、夫婦や恋人同士での人に言えない性行為を教えて下さい。


体験と願望の告白 掲示板

お勧めサイト
性の体験告白や、官能的な読み物のサイトが集まっています


体験告白、官能小説

「大人の世界」を綴ったブログ
大人のためのブログ集

相互リンク1

相互リンクの御申し込みは、
こちらから


愛よりもブルー


京都露出Style


バージンママ


羞恥の風


女の子が読む
  ちょっとエッチな小説


人妻蕩蕩


変態小説


ましゅまろくらぶ


人妻会館


人妻淫靡


告白痴態


熟女会館


輪姦学校


女性のH体験告白集


淫らな楽園


寝取られ体験談アンテナ
相互リンク2
姉妹サイト

私と妻との出来事を、4つのブログに分けて書き綴っています。サイト「妻が淫らに染まる時」は、それらのブログをリンクでまとめたインデックスです。


 妻が淫らに染まる時

妻(由香里)が、他人に寝取られる姿への想いを書き綴りました

 寝取られた妻の傍らで

愛する妻を他人の一夜妻に…
そんな私の心の中を書きとめた日記です

 一夜妻への想い

性経験の無い少年を妻に…
それは私にとっても忘れられない出来事でした

 妻を愛した少年
メール
「川島 ゆきひと」宛
ゆきひと宛の、メール送信フォーム
貴方ならどうしますか
スマートフォンから
下のQRコードを、スマートフォンやモバイル端末のバーコードリーダから読み込ませると、このブログを表示させることが出来ます
QR
広告サイト
出会い情報