私は精を妻に注ぎ終えると、傍らに崩れ落ちました。
荒れた呼吸をゆっくりと整え、微かな照明に照らされた天井を眺めながら、今しがたの余韻に浸っていました。
精液で満たした避妊具の始末を妻に促しましたが、私に背を向けたまま何も応えようとしません。
枕元のティッシュを取り、自分で事後の処理をする間の辛辣な空気に、いたたまれない後悔の気持が少しづつ湧きあがってきました。
しかし、それを妻に悟られると、私の身勝手な行為の傷跡が翌日後も深く残る気がして、私は卑怯にも布団に潜り込んだのです。
やがて霧のような睡魔が押し寄せ、その闇の中に墜ちていく錯覚に包まれました。
背中に妻の息遣いを感じながらも、卑劣な夫はそれから耳を遮るように眠ったのです。
>> 体験告白や官能小説をもっと見る>> アダルトブログをもっと見る