妻は乱れた着衣のままベットの上に横たわり、岩崎はまるで夫か恋人でもあるかのように彼女の脇に添いました。
岩崎は妻の表情を見つめながら、手を彼女の下腹部へと這わせます。
やがてその指先はスカートの裾へと届き、脚の内側を柔らかな絹に触るかのように五本の丸い爪で撫でます。
薄暗い照明の中で寄り添う二人の姿は、止まった時間の中にあるようでした。
閉ざされた空間の中で、私の視界に入るのは、ベットの上の妻と岩崎の姿だけです。
指先の誘いに落ちるように、膝を立てた妻の両脚からは、羞恥へのためらいが徐々に遠のいていきます。口元から漏れる息の音は、二人から離れた私の耳元にもはっきりと届きました。
由香里… 感じているんだね…
そのままでいいんだ… 恥ずかしくないんだ…
夫のためにではなく、自分だけのために淫らに感じていいんだ…
私は妻を見つめたまま、心の中で幾度も彼女に語りかけたのです。
妻の体の変化を見定めたかのように、岩崎は指先をスカートの中へと忍ばせます。妻は体を小さく反らしながら、手でその動きを制しようとしましたが、それも束の間のことでした。
スカートで隠された暗部の中で、岩崎の指は妻の体の鍵を一つずつ開け放っているのです。
私は干上がった口の中で、乾いた唾を飲み込みました。
胸を叩く鼓動の苦しさで、淫らに変えられていく妻の姿が霞むかのようです。
岩崎は妻の耳元で何かを囁くと、もう片方の手をスカートの中に差し入れました。妻はその瞬間、私の視線から顔を背けたのです。まるで、私の鼓動の高まりから逃れるかのように…
虚ろな私の視界の中で、妻の下着の縁に岩崎の指先が掛けられたまま、ゆっくりと彼女の体から秘部を隠す小さな布が引き下ろされました。
部屋の淡い灯りに照らされた白い下着は、残酷なまでに眩しいコントラストで私の目に突き刺さったのです。
>> 体験告白や官能小説をもっと見る>> アダルトブログをもっと見る