うす暗い静寂の中で、私は押し殺せぬ誘惑のまま肉茎を握り、目に焼き付いた妻の姿… 由香里と岩崎が交る光景を想い出しながら、自慰にふけりました。
妻が他人の肉茎に貫かれ、喘ぎ声を漏らしながら体を仰け反らし、奥深くまで受け入れる姿…
他人が妻の上に重なり、欲望のままに体を揺り動かしながら射精する姿…
それらの眩しい光景を暗い部屋の中で蘇らせ、岩崎と二人だけで隣室にいる妻を愛おしみながら、自慰の快楽に溺れたのです。
由香里… 由香里…
私は妻の名前を口元で繰り返しました。
幾度となく私の脳裏で夢想しながらも、果たせぬ願いと半ば諦めていた妻の姿… 他人に抱かれ、体の奥を猛々しい肉の棒で貫かれながら悶える妻の姿を想い描きながら、虚しい自慰に浸っていた今までの行為とは違いました。
私の中で蘇る妻の姿は、目の当たりにしたばかりの現実であり、今も隣室で繰り返されている妻と他人の性交そのものなのです。
壁に隔てられた妻と一緒に、至福の悦楽の極みへ昇ることを願いながら、彼女への精を迸らせました。
それは、願いが叶ったことへの至福の悦びに包まれながらの行為…
そして、欲望を満たすためではなく、満たされた悦びを確かめるための吐精…
私は溢れる白濁の液で濡れる手を動かしながら、愛する妻を他人へ差し出すことでしか得られない罪深い悦びの魔性に取り憑かれてしまったのです。
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