ある日、寝室でベットに妻と一緒に横になりながら、部屋の脇に置いたテレビを見ていました。
何気なくチャンネルを変えていたら、あるバラエティー番組の中で、女優さんの元彼についての話題を取り上げていたのです。
女優さんが元彼と何処でデートしていたかとか、どんな会話をしていたかとか、よくあるとりとめもない話題でしたが、私はそのとき、ある企てを思いついたのです。
努めて平静を装いながら妻に「独身の時、由香里は元彼と何処でデートしてたの?」と聞きました。
本当に聞きたいのはそんなことではありません。ですが、テレビの番組での話題はちょうどいいきっかけを私に与えてくれたのです。
「ええーっ 何よ、いきなりー」と妻は笑いながら、質問をはぐらかそうとしました。
「別に聞いたっていいだろー」と私は続けて問いかけました。
「電車でなら渋谷とか… 車なら横浜とかが多かったかな」
「ふーん… じゃあ、デートの最後は仲良く二人でホテルとかかな…」
私は軽い冗談混じりに聞こえるように切り返したのですが、心臓の鼓動は少しずつ高まりまっていきました。
「あはっ いきなりそんな質問ですか~」妻はそのことには触れないで欲しいのか、何とか話題を変えようとしましたが、私はもうある覚悟を決めていたのです。
「なあ… 彼とのセックスは感じた…?」
妻はちょっとびっくりしたような目で私を見ました。そして私の表情にある微かな高ぶりを察したのか、顔を背けました。
「フェラチオも… したんだろ、舌で舐めたんだろ」
私は妻の背後から耳元に問い続けました。
したっていいんだ…
その時は彼を愛していたんだろ…
責めているんじゃなくて、私以外の他の男にフェラチオをし、体の中に全てを受け入れたという告白が聞きたいだけなんだ…
私は心の中で詫びながらも妻の肩を抱き寄せ、不条理な企てを続けたのです。
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