普段とは異なる夫の姿に、妻は体を反らし、私との交わりから逃れようとしました。その裏切りに似た行為が、私の中にかろうじて残っていた理性を打ち壊したのです。
両手で妻の肩を裏側から押さえ、私からの逃げ道を断ってから、口元を彼女の耳に押し付けました。
「ゆ… 由香里… 元彼は… 中出ししたんだろ… お前の中に精子を出したんだろ… 何回も何回も、ドロドロした精子を出したんだろ」
私の汚れた問いかけを、妻は耳を枕に押し付けて遮りました。
「由香里… 答えてくれよ…俺の射精より激しかったんだろ… お前はそれを体の中に欲しかったんだろ…」
「そいつの精液を味わうように飲んだこともあるんだろ… 頼む 由香里の全てを知りたいんだ… 答えてくれ…」
もう、射精を耐えるだけのゆとりはありませんでした。肉茎を包むゴムの膜の中は、私自身が漏らす先走りの液で濡れ、亀頭に絡み付きながら悦楽へと導くようでした。
その時、私に組み伏せられながら体を貫かれている妻が、小さく微かに頷いたのです。
それは私が欲しくてたまらなかった、妻の無言の告白でした。
「全部… そうなんだね… 彼は由香里の… 由香里の中に出したんだね… 最後まで愛し合ったんだね…」
私の喘ぎながらの問いかけに、妻はもう一度頷くと、何かを耐えるかのように固く目を閉じました。
妻の二度目の「無言の告白」が、私の欲情を押さえている最後の扉を開け放ちました。
ああ… 由香里… 愛してる…
私は本能的に体をそり返し、肉茎を妻の中にさらに強く押し付けると、一気に精を放ちました。
元の恋人が白い精で満たした妻の膣奥は、あまりに艶めかしく淫らで、そして何より愛おしいものでした。
茎全体が震えるように脈打ち、妻への情愛と嫉妬にまみれた精液が、亀頭を押し広げるかのように吐き出されたのです。
妻は思わず「うっ…」という声を口から漏らすと、汚れた夫を拒むかのように体を仰け反らしました。
由香里… この想いを受け入れてくれ…
俺の全てを… 愛してる証の精を受け入れてくれ…
私は羽交い締めるように妻を抱きながら、射精の脈動が果てるまでの僅かな間、心の底から彼女を愛し、許し、そして欲望のために犯したのです。
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