夫である自分自身を追い詰め、その代償として得る歪んだ情愛は、妬みが深ければ深いほど、その悦びが際立つのでしょうか。
私は妻に対するありふれた愛おしさとは間逆にある、刃物を舌で舐めるかのような危うさにも似た魔性の悦楽に、身も心も差し出してしまったのかも知れません。
何日かの後に他人が味わう快楽と同じ悦びを、その光景を想いながら強張る茎の全てで感じ取ろうとしたのです。
肉茎から伝わる至福の高まりは、もはや頂へと達する間際まで昇りつめました。
岩崎が妻の体の上に覆い被さり、避妊の膜で遮られることなく直に味わうであろう愛おしい膣奥… そして彼は由香里を支配するかのように、熱い欲望をその子宮に注ぐのです。
岩崎に妻の体の全てを奪われる…
妻の秘部が他人の精を受ける器にされる…
それは私が自ら望んだ自虐であり、最も愛おしい由香里の姿なのです。
下腹部から込み上げる眩い快楽の溜まりが、淫らに潤う膣奥を貫く茎の中を流れようとしています。
「ゆ… 由香里… 岩崎に出して欲しいんだろ… 俺の射精を岩崎のだと思っていいんだよ…」
妻の身悶える姿を目に焼き付けながら、彼女と私自身の願望を重ね合わせたのです。
「はっきりと… 出して欲しいって言うんだ…」
私は吐精を必死に堪えながら、妻からの不貞にまみれた告白を求めました。
由香里の口元が、かろうじて何かを言葉にします。
「誰の… 何が欲しいんだ… 聞こえるように声に出すんだ…」
「い… 岩崎さんの… 射精… 岩崎さんのが… 欲しい」
私も妻も、その後は言葉が続きませんでした。
耳にしたばかりの妻の喘ぎを心の中で繰り返した瞬間、私の下腹部は激しく痙攣を始めました。脈打ちながら止めどなく溢れる精液が、由香里の願望を叶えるかのように膣奥を塗りつぶしたのです。
私の射精は、妻の体だけでなく心までをも岩崎に寝取られ、それを夫でありながら受け入れることの証なのかも知れません。
自身の体を突き抜ける白光の恍惚を、岩崎が味わう快楽と交錯させながら、激しい迸りを妻の秘部の奥に浴びせました。
膣壁はまるで受精をも受け入れるかのように、淫らに痙攣しながら肉茎を締め付けたのです。
「ああぁっ… い… 岩崎さん… いくっ… いく…」
それは私の妻でありながら、「岩崎の精」を待ち焦がれる由香里が官能の極みへ達する喘ぎでした。
私は嫉妬と羨みにまみれた白濁液を、他人の精として妻の子宮に放ったのです。
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