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差し出された入口【04】
しばらく時の経ったその年の9月、秋が近付いてきた頃のことでした。
大学時代の友人と内輪の同級会があり、会社帰りに都内のレストランに寄りました。
その後、気の合った者同士でパブに繰り出しました。そういえば結婚してからはパブなんかには行かなくなったなあと思いながら、取りとめもないよもやま話や近況についての話をしました。
周りには何人かの女性だけのグループもいましたが、浮気心などは起こらず、お互い、久しぶりの友人同士の話に夢中になっておりました。
洒落た雰囲気の店でしたが全体的に狭く、テーブルの間を通って席を入れ替わったりする度に、隣のテーブルの男性グループに声をかけなければならないほどでした。
何回かそんなことを繰り返すうちに、自然と隣席の方たちとも話をするようになり、気が付けば女性の話題で盛り上がっていたのです。
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大学時代の友人と内輪の同級会があり、会社帰りに都内のレストランに寄りました。
その後、気の合った者同士でパブに繰り出しました。そういえば結婚してからはパブなんかには行かなくなったなあと思いながら、取りとめもないよもやま話や近況についての話をしました。
周りには何人かの女性だけのグループもいましたが、浮気心などは起こらず、お互い、久しぶりの友人同士の話に夢中になっておりました。
洒落た雰囲気の店でしたが全体的に狭く、テーブルの間を通って席を入れ替わったりする度に、隣のテーブルの男性グループに声をかけなければならないほどでした。
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