私は椅子に座る気力も無くなり、ソファーに横たわりました。天井を眺めている目を閉じ、さっきの出来事が夢であって欲しいと願いながら再び目を開けたのです。
そして何も変わらない現実の出来事を後悔しながら、先日の岩崎からの言葉を思い返しました。
自分の気持ちを込め、自分の言葉で妻に伝えるよう助言を受けましたが、私は妻に向かって、衝動的に欲望を投げつけるように口にしてしまったのです。
あの日、岩崎と会い、アドバイスまで貰い、今日までいろいろ自分なりに考えもしたのに、出た結果がこの有様です。
板挟みのような状態が続き、伝えるべきことも整理出来ないまま、知らずのうちに何かのきっかけだけを探していたのでしょうか。
自分自身へのやるせなさと、妻への罪悪感から、知らぬ間にソファーで眠ってしまいました。
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