粘液にまみれた膣壁が、淫靡な縮動を繰り返しながら、私の茎を受け入れました。
妻は体を反らしながら、薄く開いた口元から喘ぎの声を漏らしたのです。
あぁ… 由香里… 愛してる…
私は妻の体の奥を味わいながら、下腹部を揺らしました。
私の見ている前で、岩崎の肉茎を受け入れ、彼の欲望のままに子宮の奥までを捧げる妻…
彼の腕の中で、熱い精のほとばしりを体の奥底で感じながら、女の悦びに身悶える妻…
今、私を包み込んでいる妻の全てが、数日後には岩崎のものになるのです。
もうすぐ手に入る妻の姿…
私が愛する妻の、最も美しく、最も艶めかしい姿…
胸を焦がす程に待ち続けた光景に浸りながら、妻を愛したのです。
喘ぎを漏らす妻の中で、私の強張りが狂おしいまでに張りを増していきました。堪えようのない精の放ちへの誘惑が込み上げてきたのです。淫液に満たされた膣壁が茎を締め付け、互いの欲が相手の悦楽を螺旋のように誘いながら高まりへと昇っていきました。
「だめ… 中はだめ…」
妻は哀願するような目で訴えながら、中への精の放ちを拒みました。
私は必死に射精を堪えながら妻から体を離すと、彼女の顔の前に濡れ光る肉茎を突き出したのです。岩崎に妻を渡す前に、最も由香里が由香里である部分を夫の証で汚したかったからです。
私は妻の手を掴むと、愛液にまみれた肉茎を握らせました。妻が与えてくれる快楽の極みへの導きに、体を仰け反らしながら、あられもなく身を委ねたのです。
彼女の指先が粘液にまみれ、狂おしい光に包まれています。先走りの液が亀頭から幾筋も零れ落ち、間近の射精を妻に訴えるようでした。
私の高まりに合わせるかのように、妻は少しずつ口を開き、夫が放つ精を求めてくれたのです。
その切ないまでの表情に、言いようの無い哀惜が込み上げた瞬間、私の中で欲望の全てを支えていたものが一気に崩れ落ちました。
「由香里… 愛してる…」
肉茎の先が更なる硬さを増した瞬間、純白の粘液が筋を引きながら妻の口元に放たれたのです。それは私の体全体を痙攣させながら、脈打つように何度も繰り返しました。
額や頬、口元や首筋… 白濁液の線が重なり合いながら妻に注がれます。
彼女の名前を譫言のように繰り返しながら、愛おしい顔中に私の精を浴びせました。
私が夫である証が妻の顔をしたたり落ちる光景を、恍惚に悶えながら見つめていたのです。
由香里は誰に抱かれても私だけの妻なんだ…
彼女の夫は私だけなんだ…
夫を超える存在の男なんていないんだ…
全ての放ちを終えた後、私はしばらく動くことも声を出すことも出来ませんでした。真っ白な光の中に立ちすくむような心地に浸っていたのです。
やがて、快楽に溺れた体の震えが徐々に収まり、肩で息をしながら妻の傍らに倒れるように横たわりました。
愛する由香里との夫婦の交わりは、いつしか妻を他人へ差し出す前の儀式へと変わっていったのです。
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