2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

他人と妻【02】

岩崎との約束の前日、定時どおりに会社から帰った私は、自宅の最寄り駅で妻と待ち合わせしました。

駅前のスーパーで夕食の材料を選んだり、日用品を買い足したりと、普通の夫婦の時間を今までのように過ごしたのです。

最近は、妻が買い物をする姿を意識して見つめることが少なくなったのかも。結婚して間もない頃は、彼女の買い物姿を眺めるのが好きでした。自分の妻の主婦らしい姿に、彼女と結婚したんだという実感で満ち足りた気分になったのです。

そんなことを思い出すのも、明日の土曜日に迫った約束の日に対する様々な感情が、忘れかけた結婚当時の気持ちを呼び起こしたからかもしれません。

yuki_0125.jpg

家に帰り、妻が作った夕食を一緒に食べた後は、テレビの前のソファーに並んで座りながら時を過ごしました。

「ね、お風呂沸いたから、あなたから先に入れば」
「なあ… 一緒に入ろうか…」

私と妻は週に1回程、二人で入浴しています。普段は浴室の中でふざけ合ったり、じゃれるように抱き合ったりしながら、一緒にいること自体を楽しんでいたのです。

でも、この日はいつもとは違いました。明日の前に、私はもう一度、明るい中で妻の体の全てを見つめ、両手で彼女の肌を感じたかったのです。胸に秘めた想いの揺れが、私をそうさせたのでしょう。

「じゃあ… 先に入って待ってて…」

妻は、普段とは違う私の奥底を察した上で応じてくれました。彼女も、明日の前に私と特別な時間を過ごしたかったのだと思います。むしろ、何もなく日が変わることが、逆にいたたまれなかったのかも。

私は浴室の中でシャワーを浴びながら、妻を待ちました。
あの日以来、何度も想い描いた場面… 岩崎と妻が重なり合う姿が明日には現実となるのです。

描いた妄想に鼓動が高まり、次第に強張る肉茎が、浴室の大きな鏡に写し出されています。
結婚以来、妻は私の強張りだけを愛し、私の精だけを受け入れてきました。その妻が、明日は他人の茎に愛され、体の奥まで貫かれるのです。

yuki_0122.jpg

由香里は浴室に入ってすぐ、私の下腹部が既に彼女を欲しがっていることを察しました。
私は立ったままの彼女の肩からシャワーをかけ、体の隅々を湯で濡らしたのです。無数の滴が肌を流れ落ち、体の輪郭を透明な流れが撫で回します。

私は零れ落ちる程のボディソープを手のひらに取り、泡立てるように妻の体に塗りました。
10本の指が白い泡の中で肌を這いずり、彼女の息遣いを徐々に高めていきます。いつしか二人の体は白い滑りで包まれ、お互いを強く抱き締めながら同じ悦びを分け合ったのです。

私にとって浴室での行為は、まるで他人に妻を差し出す前夜の儀式のようなものだったのかも知れません。やがて岩崎が抱く彼女の体を、私自身の手でより艶めかしく、より美しくしたかったのです。

妻の体の虜になり、彼女の淫らな喘ぎの中で性の欲を満たす他人…
妻を抱きしめながら本能のままに体を震わせ、極上の射精に身悶える他人…

それは残酷なまでの嫉妬に満ちながらも、夫としてこの上ない自尊心をかき立てる光景なのです。

妻の体に付いた泡をシャワーで洗い流した後、彼女の片脚を浴槽の淵に乗せました。
互いの体を抱き合うように支えあいながら、立ったままの姿勢で下腹部を重ね合わせたのです。

秘部の奥深くまでを強張りで貫いた瞬間、二人の口から同時に喘ぎの声が漏れました。それは狭い浴室の中で、まるで一つの悶えのように絡み合ったのです。

今夜限りの私だけの妻を愛しながら、体の奥から迸る精の兆しを堪え続けました。少しでも長い時間、そのまま彼女と結ばれていたかったのです。

yuki_0123.jpg

次第に降りてくる悦楽の極みに震える体を、力が抜けそうな脚で必死に支えました。

「由香里… もう出ちゃう、出ちゃうよ…」

私は妻の顔を見つめながら、哀願するような声で、精を放つ誘惑に堪え切れないことを訴えたのです。

彼女は溶けそうな眼差しで頷いてくれました。

下腹部を妻から離し、狂おしいまでに張りつめた肉茎を秘部から一気に抜き出すと、そのまま彼女の脚に亀頭を押しつけながら、白く濁った粘液を迸らせたのです。
由香里の全てを求めながら、夫の証である飛沫を脈のように浴びせ続けました。妻の脚を、幾筋もの滴りが白い線を描きながら、ゆっくりと流れ落ちます。
妻を濡らす証の跡を眺めながら、至福の快楽が過ぎ去る余韻を味わったのです。

浴室の中で混じり合った二人の荒い息が、次第に静かになってていきました。
私も妻も、今の交わりが「普通の夫婦」として最後のものであることを心のどこかで思いながらも、そのことは口にしませんでした。

浴室での前夜の儀式は、言葉に託せない想いを伝え合うための必然だったのです。

>> 体験告白や官能小説をもっと見る
>> アダルトブログをもっと見る

コメントの投稿

非公開コメント

Page

プロフィール

川島 ゆきひと

Author:川島 ゆきひと
夫である私の見ている前で他人と体を重ね合わせ、すべてを受け入れる妻の姿…
夫である私にすらまだ見せたことのない露わな妻の姿…

30代になった私たちが寝取られや夫婦交換で体験した様々な出来事、いろんな方との出会いを、このブログに書きたいと思います。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ








【記事の順序について】
このブログは、古い記事から順に並んでいます。
最新の記事は最後のページにあります。

サブブログの紹介
夫婦交換を通じて、他人の妻と性の交わりを体験した時の様子を、他のブログにも書きました。是非、このブログと併せてお読み下さい。


妻が淫らに染まる時


寝取られた妻の傍らで


一夜妻への想い


妻を愛した少年


目次
章の順に並んでいます。
最新記事
I2I フリーリンク
ブックマーク

体験告白、官能小説

「大人の世界」を綴ったブログ
大人のためのブログ集


体験と願望の告白 掲示板

Access
Visitor
RSSリンクの表示
検索フォーム
妻 由香里について
私の妻、由香里について、下のリンク先で紹介します。

体験と願望の告白 掲示板
あなたの性体験、心の奥に秘めた願望や性癖、夫婦や恋人同士での人に言えない性行為を教えて下さい。


体験と願望の告白 掲示板

お勧めサイト
性の体験告白や、官能的な読み物のサイトが集まっています


体験告白、官能小説

「大人の世界」を綴ったブログ
大人のためのブログ集

相互リンク1

相互リンクの御申し込みは、
こちらから


愛よりもブルー


京都露出Style


バージンママ


羞恥の風


女の子が読む
  ちょっとエッチな小説


人妻蕩蕩


変態小説


ましゅまろくらぶ


人妻会館


人妻淫靡


告白痴態


熟女会館


輪姦学校


女性のH体験告白集


淫らな楽園


寝取られ体験談アンテナ
相互リンク2
姉妹サイト

私と妻との出来事を、4つのブログに分けて書き綴っています。サイト「妻が淫らに染まる時」は、それらのブログをリンクでまとめたインデックスです。


 妻が淫らに染まる時

妻(由香里)が、他人に寝取られる姿への想いを書き綴りました

 寝取られた妻の傍らで

愛する妻を他人の一夜妻に…
そんな私の心の中を書きとめた日記です

 一夜妻への想い

性経験の無い少年を妻に…
それは私にとっても忘れられない出来事でした

 妻を愛した少年
メール
「川島 ゆきひと」宛
ゆきひと宛の、メール送信フォーム
貴方ならどうしますか
スマートフォンから
下のQRコードを、スマートフォンやモバイル端末のバーコードリーダから読み込ませると、このブログを表示させることが出来ます
QR
広告サイト
出会い情報