由香里は、仰向けになった岩崎の下腹部から突き出た欲の棒の全てを、その生暖かな蜜壷で深く包み込みました。そして、まるで彼を慈しむかのように、体をゆっくりと静かに、上下に動かしたのです。
「あ… 奥さん…」
岩崎は両方の手で妻の乳房を掴み、自分の体を反らしながら、喘ぎを漏らしました。
由香里が自ら彼に与える快楽の泉に身を溶かし、張り詰めた肉茎をなぞる膣壁の淫らさに身悶えているのです。
彼の体は竿のようにしなり、茎の全てを妻に差し出しました。両足は真っ直ぐに伸びきり、爪先は時折痙攣するかのように震えています。
彼との初対面以来、常に全てを見据えたように自らの思惑と計算の中で仕切り、男としての風格と自信に裏打ちされた彼の振る舞いからは、想像も出来ない程に霰もない姿だったのです。
由香里の動きは次第に大きくなり、肌が淡く紅潮していきます。妻は両手を後ろにつき、その上体を背中の方へと反らしました。
彼女の秘部を貫く膨張しきった強張りは、妻が漏らす愛液を纏い、膣壁の柔肌の中でうごめきながら欲の果てを欲しがり続けているのです。
他人に快楽を分け与る、私の妻の淫ら過ぎる美しい姿…
結婚してから今までずっと、彼女の中でこれほどの淫らさが息を押し殺したまま潜んでいたのか…
夫婦の交わりだけでは、その呪縛を解き放てなかったのか…
岩崎は妻を抱き寄せると、手で彼女の片脚を持ち上げ、お互いの結びを解き放ちました。
仰向けに体を投げ出したまま肩で荒い呼吸を繰り返し、額を流れる汗を手の甲で拭います。
彼は傍らで放心したようにうずくまる妻の脇に手を回し、横たわった彼女の体の正面を私に向けました。
口元を半分開いたまま、掠れた息を繰り返す岩崎の顔に、何かの企みを秘めた笑みが浮かんでいるのです。
まるで私の反応を見透かしているように…
岩崎は、体を私に向けて横たわる妻の背後にまわると、手で彼女の両脚をM字のように折り曲げて抱きかかえたのです。
私は思わず息を呑み込みました。
先程まで他人の肉茎に貫かれていた由香里の秘部が、生々しい愛液の滴りとともに私の前に晒されたのです。
膣口を囲む陰唇は潤いの艶に濡れ、男の欲望に再び貫かれることを待ち焦がれるように縮動を繰り返します。
それは妻にとって耐え難い羞恥でした。脚を開かれ、他人の肉茎を受け入れたばかりの膣口を夫の視線に晒すなど、今まで想像すらしなかったことですから…
岩崎は妻の背後から秘部に両手を伸ばし、ぬめりに覆われた襞を指先でゆっくりと開きました。
割れ目の奥深くの鮮やかな彩りは、私にとっては他人が妻の体を愛した証の一つに思えたのです。生暖かかな粘液の艶やに思わず息を止め、幾度も私自身が愛した妻の体を他の男があばく様子を、虐げられた思いで見つめ続けました。
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