薄明るい部屋のライトに照らされながら、私と妻は純白のシーツの上で絡み、互いを激しく求め合いました。
岩崎は少し離れた場所から見つめていましたが、私達は他人の眼差しすら忘れ、重なり合いながら互いに性器で結ばれ身悶えたのです。
「あ… あなた… 愛して、もっと… もっと」
妻は私の背中に手をまわし、すがるような言葉を幾度も発しながら仰け反ります。その度に唇から白い滴が糸のように流れ、私を底知れぬ官能の深みへといざなうのです。
「愛してる… 愛してるから由香里の淫らな姿が見たいんだ…」
私は、枕元に突き立てた両腕を妻の背にまわし、体を密着させながら強く抱きしめました。
他人の精の香りが漂う中で、私達は一つに溶け合いながら恍惚の極みへと登りつめたのです。
それは、時間にすれば呆気ない交わりだったかも知れません。
もう、私には下腹部から込み上げる精を押し止める力はありませんでした。
遮る壁を失った熱い粘液が、妻に対する情愛とともに飛沫となって彼女の中に注がれたのです。
他人が果てた余韻の残る膣奥を、夫である自分の想いで塗りつぶし、再び傍らへ取り戻すかのように。
由香里… 他人ではない、夫の熱い精を子宮で浴びて…
奥まで飛び散る激しいしぶきを直接感じて…
脈動が尽き果てるまで、妻の体はまるで受精をも受け入れるかのように、私の全てを求め続けました。
そして、白い光に包まれた恍惚の谷底へと落ちていったのです。
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